早いもので2022年ももう半分終わり。
今月からは後半戦です。
というわけで、とりあえず上半期の登山記録をまとめてみました。
1月18日 大山(丹沢)
2022年の歩き始め。
まずは足慣らしに丹沢の大山へ。
こちらの山は東京からアクセスしやすく、ケーブルカーで途中まで登れることもあり、割と初心者向けの山として紹介されているようです。
私は早朝から登りたかったこともあり、往復ともケーブルカーは利用せずに行ってきました。
テクテク登りながら振り返って見ると、東の方から朝日が登り、キラキラ光る相模湾も見えます。
途中からは富士山も見えて気持ち良く登ることができました。
しかし、山頂は工事中でちょっと残念。
休憩をして下山開始。
ところが、途中から膝に痛みが…。
しかも最後に何故か男坂から下ってしまったため、石段の段差にやられてますます膝が痛い…。
「初心者向け」との記載に油断し、思わぬ痛みに見舞われた登山となりました…。
2月1日 黒斑山
2021年の年末に富士山での雪山登山講習(アイゼン&ピッケルワーク、滑落停止訓練)を終え、次の雪山は2月厳冬期の赤岳。
その前にどこか雪山を歩いて練習しなければ!と久々に行った雪山は黒斑山。
浅間山の外輪山で、そこから見える冬の浅間山は「ガトーショコラ」と呼ばれています。
8時頃、車坂峠の登山者用駐車場からスタート。
最初から12本爪のアイゼンを装着しました。
ピッケルも持参してはいましたが、ポール2本使用にしました。
道も分かりやすく、雪も締まっていて歩きやすい。
天気もよくて気持ちの良い雪山歩きを楽しむことができました。
浅間山もまさに「ガトーショコラ」のよう!
山頂でちょっと休憩してから下山開始。
しかしこのときもまた下山途中から膝の痛みが…。
前回同様、右膝が痛いー。
なるべく膝に衝撃を与えないように体勢や体重移動に気を付けて歩いているつもりなのですが…。
登山は気持ちよかったけど、膝痛に悩まされていました。
2月8日~9日 赤岳
去年、雪山を始めたときから目標にしていた厳冬期の赤岳へ!
もちろん私のレベルでは一人だと危険なのでモンベルのツアーに参加しました。
まずは美濃戸口にある八ヶ岳山荘に集合なので、こちらまではマイカーで。
その先の赤岳山荘までは四駆でなおかつ四輪すべてにチェーンを装着していないと走るのが難しいとのこと。
ガイドさんの車で他の参加者の方と一緒に赤岳山荘まで移動し、ここからスタートです。
ちなみにこのときのツアー、ガイドさんも参加者(私を含め3名)も全員が女性でした。
初日は北沢を通り赤岳鉱泉へ。
部屋に荷物を置き少し休憩したあとは、アイスクライミング用のアイスキャンディーの脇でアイゼンの練習。
雪だけでなく凍った斜面を歩く練習なんかもしました。
この日は赤岳鉱泉で1泊なので、夕方はお部屋でのんびり。
平日で空いていたこともあり、なんとベッドのある「赤岳」という赤岳の山頂を眺めることができる部屋を利用させてもらえました。
夕飯は赤岳鉱泉名物のステーキ。
しっかりたんぱく質を摂取して、翌日に備えて早寝です。
朝はまだ日が昇る前にヘッドライトを点けて出発。
12本爪アイゼンとポールです。
雪がしまっていて歩くとキシキシする感じが気持ちいい!
行者小屋のあたりに着いた頃にはだいぶ明るくなっていました。
ここでポールをピッケルに持ち替え、ヘルメットも装着しちゃいます。
地蔵尾根から山頂をめざし、さぁ出発。
途中からはガイドさんとロープで繋がっての登山です。
安心ですが、全員同じペースで歩かないといけないので集中します。
これまで何度かピッケル講習を受講したり、練習したりしてきましたが、このときに初めて「あぁなるほど!ピッケルって便利!」と実感しました(笑)
10時前くらいにようやく山頂に到着!
厳冬期なのに穏やかな快晴で、最高の雪山登山日和でした。
さて、気を付けないといけないのは下り。
今度は文三郎尾根からガンガン下っていきます。
滑らないようにフラットフッティングを心掛けて歩行。
急な下りの箇所を終えたらガイドさんとのロープを外し、あとはなだらかな下りに。
と、またここらへんから膝痛が…。
でもとにかく下らないといけないので、なんとか行者小屋へ。
ここからはピッケルをしまいポール2本で歩きました。
赤岳鉱泉でデポしてあった荷物を回収したら帰路へ。
ここから赤岳山荘まではチェーンスパイクで大丈夫でした。
赤岳山荘でお昼ご飯を食べ、ガイドさんの車で八ヶ岳山荘まで戻ったらツアー終了。
最後に膝が痛いのは辛かったけど、快晴の赤岳を堪能できて大満足な山行でした。
これから登る赤岳山頂
振返って横岳
向かい側には阿弥陀岳
2月23日 高尾山
身体を動かしたくてサクッと高尾山へ。
高尾山は人気の山で一年中人が多いので、なるべく朝早めに登山開始。
6号路から登り8時30には山頂に到着。
富士山を眺めてから、朝ごはんにカップラーメン。
そして下山開始。
どこを通ろうかなぁと思ったのですが、4号路が積雪があるようなのでこちらへ。
雪というか凍っていてかなりツルツルしていたので、持参していたチェーンスパイクを装着しました。
1号路と合流したところからはそのままメインの1号路で。
しかしまたこのときも膝痛が…。
もうポールが手放せないお年頃となってきたようです(涙)
3月5日 入笠山
モンベルのツアーで入笠山へ。
このときはスノーシューのツアーでした。
ワカンを買おうかスノーシューを買おうか悩んでいたので、とりあえずスノーシューを試してみたくて。
入笠山はゴンドラで上まで上がれるので、そこから山頂までは割とすぐです。
ただ、この日はちょっとお天気が微妙で、山頂ではけっこうな爆風が。
目の前の男性がちょっと外した手袋が風で吹き飛ばされてあっという間にどこかへいってしまったのを見て、なるほど、雪山で予備手袋は必須だなぁと実感しました。
目的だったスノーシュー体験。
まぁたしかに浮力はあるし、そんなに歩きにくいということもないけれど、買うかどうかは悩むなぁ…。
次の冬山シーズンまでゆっくりじっくり検討したいと思います。
3月11日 上州武尊山
だいぶ暖かくなってきたので、雪山納めに上州武尊山へ。
こちらは川場スキー場からリフトを乗り継ぎ、そこからの登山開始です。
ちなみに川場スキー場から登る場合には
ココヘリ(会員捜索ヘリサービスの端末)必須です。
私は普段からソロ登山が多いのでココヘリは常時携帯していますが、持っていない方はレンタルがあるのでご安心ください。
さぁこの日は快晴の春山日和。
雪がだいぶ緩んでいますが、まだ12本爪アイゼンが必要です。
ポールとピッケルとどちらにしようか悩みましたが、ピッケルを使用しました。
最初のピークは剣ヶ峰。
頂上直下がやや急ですが、慎重に下りれば大丈夫。
ところどころ張り出した雪庇がいまにも崩れそうで怖い。
たまに穴もあいているので、登山道から外れないように気を付けました。
10時半前には山頂に到着。
誰もいなかったのでちょっとゆっくり休憩しました。
後続の方がきたあたりで下山開始。
この日は本当に天気がよく、冬山用のアウターを着ていたら暑過ぎでした。
そしてこの時は下山時にも膝痛はなし。
それが一番嬉しかったかも(笑)
剣ヶ峰
剣ヶ峰から武尊山へ
山頂
山頂から振り返って剣ヶ峰
4月12日 伊豆ヶ岳
しばらく歩いていなかったので、ちょっと長めにあるきたくて電車で奥武蔵へ。
正丸駅からスタートして、五輪山、伊豆ヶ岳、高畑山、天目指峠を縦走して吾野駅へ下りるコースです。
12km、6時間くらいでしょうか。
いい天気で、山桜が咲いていたりして快適に山歩き。
しかしまたしても膝痛が…。
後半は痛い右膝を庇いながらの歩行だったので、逆に左足も痛くなってきました。
この山行からの帰り道、いろいろネット検索して、膝サポーターを購入してしまいました…。
4月19日 裏妙義
モンベルのツアーで裏妙義縦走へ。
東京から車で軽井沢方面に行く途中で左手に見える、あのギザギザした山が妙義です。
表妙義と裏妙義とあるのですが、今回行ったのは裏妙義。
こちらも滑落すると危険な山なので、ソロはやめてツアーにしました。
まあまあ歩行距離もあるので、先日購入した膝サポーターを右足に装着。
歩いていても動きを妨げることもなく、また岩場の上り下りでも違和感なく。
なにより膝が痛くならなかったので購入してよかった~。
サポーターってすごい!
お天気が心配だったのですが、行ってみたら快晴の登山日和。
青空の下、楽しい岩登りを楽しむことができました♪
5月19日 高山不動尊・関八州見晴台
しばらく山登りに行っていなかったので、近場で足慣らし。
この日は距離が短かったこともあり膝も痛くならず、快適に歩くことができ一安心。
5月24日 大菩薩嶺
歩きたくなったので大菩薩へ。
人気の山だけあって、7時頃に駐車場に到着したときにはもうけっこうな車の数。
大菩薩嶺→大菩薩峠へ。
晴れていたら稜線から富士山が見えるらしいのですが、あいにくこの日は曇り空。
さくさく登って、さくさく下りて、膝も痛くならず、いいトレーニングになりました。
6月2日 金時山
この日は珍しくソロではなく、お友達と一緒に金時山へ。
金時神社からのピストンです。
晴れていて、行きの道中では富士山がきれいに見えていたのですが、山頂から見たときにはあいにく雲の中。
そうはいっても割といいお天気で、山頂でゆっくり休憩してから下山。
帰りに御殿場の山崎精肉店で馬刺しを購入し、お昼を食べてから帰路につきました。
子供が下校してくる前に家に帰る、ママ友と行くママスタイルの登山も楽しいですね。
6月24日 乾徳山
7月の頭に北アルプスに行く予定だったので、トレーニング山行で乾徳山へ。
こちらは結構岩が多く、梯子や鎖なんかもある楽しい山です。
ただ、雨が降ったあとだったのでまだけっこう濡れていて、ちょっと岩が滑りやすかったです。
下山は道満山経由で。
滑りやすいガレ場という情報は知っていたのですが、たしかに歩きにくい道で、滑って転ばないように気を付けました。
下りながら、膝が痛くならないように太ももの筋肉をしっかり使うことを意識していたせいか、いつも以上に筋肉痛が酷かったです。
でも、やっぱり岩登り要素のある山は楽しい♪
今回は曇っていて富士山が見えなったので、また違う季節の天気がよいときにでもチャレンジしたいです。
さて、2022年の上半期は12回の山登りでした。
もっと頻繁に行きたいところですが、息子の習い事やら塾やらの送迎であまり行かれないのが現状。
とはいえ、身体が動くうちに行ってみたい山には登っておきたいので、ぼちぼち頑張ります。
下半期はとりあえず寒くなる前に北アルプスに何度か行く予定なのですが、どうなることやら…。
実際、今週行く予定で計画を立てていたのですが、まさかの台風で延期に(泣)
とりあえず、怪我無く、事故なく、安全に登ることを目標に、のんびり山歩きを楽しみたいと思います。
え?キャンプですか?
そういえばGWにエンゼルフォレストに行っただけかも