とやのさわで夏休み自然満喫キャンプ

こじ

2016年07月22日 12:32


数ある道志村のキャンプ場の中でも評判の良いとやのさわ。

7月16日〜18日の3連休を利用して初訪問してきました。







直前まで天気予報は微妙。
最終日は雨マークだったので、今回は雨撤収の覚悟を決めてレインウエア上下を準備していきました
が、結果的には雨に降られず。
正確には日付が18日に変わった頃に少し降っていたようですが、起きている間は降られませんでした





7月16日(土) 1日目


ところで、連休初日の午前中は息子の保育園の夏祭りでした。



なぜか息子のクラスは息子以外の全員が女子です。

積載を済ませ、車を保育園近くのコインパーキングに置いてお祭りへ。
お祭り後は近場で適当にランチを済ませてそのまま出発です。



今回、中央道から東富士五湖道路へ出ようかと思っていたのですが、首都高に乗ると渋滞表示が。

中央道・相模湖まで100分
東名・御殿場まで110分

中央道も東名もどちらに出るのも大差ないので御殿場経由で行くことにしました。

出発したのが13時ちょっと前、所々渋滞していたので途中少し休憩しながら向かいます。

須走のあたりで霧注意報が出ていてあたりが真っ白だったので、山を越えたら雨かな?と心配だったのですが、
道志村に入ると周りが明るくなってきました。

キャンプ場に到着したのは16時過ぎでした。

管理棟でチェックインし、案内されたのは33番サイト。




沢沿いで炊事場とトイレのすぐ近くでした。

噂通り、お隣のサイトとは段差があり、木も植えられているのでプライベート感があります。
広さはまずまず。
普通にタープとテントを張るのに十分な面積でしょうか。



暗くなる前に早速テントを設営します。

その間遊んでいた息子が、サイトにある山椒の木に青虫がいるのを発見しました。
アゲハチョウの幼虫です。
虫や昆虫が好きな息子のテンションが上がります




とりあえず初日はサクッとポルヴェーラ一丁で。
雨は降らなそうなので、タープは張らずに青空リビングです。




夕飯は中東テイストな感じで、炭火焼のラム肉とブルグル。
やっぱり炭火で焼くとおいしいですね
写真はありませんが…。


着いたのが夕方だったので、あっという間に夜です。

サイトのすぐ近くの草のところに、カエルが卵を産みにやってきました
すかさず相方がカエルを捕まえ、息子が嬉しそうに観察します。


とやのさわは場内にお風呂があるので行きたかったのですが、混んでそうなのでやめておきました。
汗を拭いて着替えて、22時前には就寝です

ところが夜中の1時頃、どなたかが普通におしゃべりしながら洗い物をしている音で目が覚めます。
勘弁して欲しい

炊事場やトイレの近くって便利なのですが。
静かに過ごしたい我が家は不便でも人の少ないエリアが好みです。。。

さて、気を取り直して再度眠りにつきます。





7月17日(日) 2日目


次に気が付くと朝になっていました

連休の中日なのでゆっくりできます。
特に予定を組んでいなかったので、キャンプ場でのんびりと過ごします。

初日に張らなかったタープを張ってみたのですが。。。
テントと車の位置が微妙で、タープの張り方も微妙になってしまいました
ウイングの片方はテントの向う側へ引っ張っています。







息子が朝一番で釣りをしたいというので、場内の釣り堀へ
管理棟へ声をかけると、管理人さん(おじいさん)が釣竿とイクラを持ってきてくれます。

餌を付けた釣り針を池へ入れた瞬間にニジマスが食らいつきます。
よっぽどお腹が空いていたのでしょうか。

管理人さんが隣で「はい、上げて!」と言うタイミングで竿をあげると、ばっちりニジマスが針に掛かっています。

あっという間に3匹釣れたところで、一人一匹確保したので終了に。

そのまま管理人さんがちゃちゃっとはらわたを出し、串を刺して塩を振ってくれます。
もう至れり尽くせり(笑)

魚を持ってサイトへ戻り、スモークチップで軽く燻しておきます。
あとで食べようと思っていたので、生のままで置いておきたくないですからね。

その後は、サイトの横の川へ行き、カエルやカニを捕まえます。
うちの息子は川で水遊びをするというよりも、生き物を捕まえて観察をするのが好きなのです。





息子が捕まえた小さなカエル(ヒキガエルの赤ちゃん?)



お隣のサイトのお兄ちゃんが捕まえた大きなカエル
これが後々ちょっと面倒なことに・・・。




お昼は家から漬け込んで冷凍して持ってきたタンドリーチキンを炭火で焼きます。
前日のラムに続いて、お肉は炭火だとやっぱり美味しいですね
やはり写真はありませんが…。

あとはご飯を炊いたり、トマトやキャンプ場でいただいたキュウリを食べたりと簡単に済ませます。



しかし、道志とはいえこの時期の日中の炎天下は暑いですね。
足だけでも川に入っていると涼しくて気持ちよいのですが、木陰から出ると暑かったです。
もちろん都内にいるよりは格段に過ごしやすいのですけれども。

そんなときは木陰でハンモックが気持ちいい~♪




サイトから川を見下ろすとこんな感じ。




川からサイトを見上げるとこんな感じです。



ご覧のとおりけっこう高低差がありますので、サイトから転落する危険があります。
小さいお子さんからは目を離さないようにした方がいいですね


午後、たくさん遊んで汗だくになったので、お風呂に入りに石割の湯へ。
前回の奥道志の帰りにも寄ったこちらの温泉は、洗い場がたくさんあるので混んでいてもストレスなく入れます。

さっぱりしておやつにソフトクリームも食べ、キャンプ場へ戻ります。

お風呂に行く前に、暗くなって涼しい風が吹いてきたので一雨くるのかも?と思い雨対策をしておいたのですが、
幸い降ることはなかったようです。



早めに夕飯の準備も。
といってもメニューは鍋。この暑いのに
野菜不足になりがちなキャンプで、たくさん野菜を食べるにはいいかなぁと。
しかも家で野菜を切ってきたので、調理不要で簡単です
あとは釣ったニジマスを食べました。





薄暗くなってきたのでランタンを灯します。





息子はお昼寝をしなかったので早々に眠たそう。
それなら寝ればいいのに、なんだかぐずぐずしています。

そして、昼間隣のサイトの小学生男子が捕まえていたような大きなカエルを自分も捕まえたかったと言ってギャン泣き。
炊事場を利用している人が振り返るくらいの大泣きでした。

そろそろ時刻が21時になろうかというところ。
周りのご迷惑になってはいけないと思いなんとか泣き止ませようとするも、わんわん大声で泣き続ける息子
とりあえずおんぶして散歩に行こうと誘うとちょっと静かになり、
トイレの壁にとまっていた蛾とたくさんの羽虫を見たらご機嫌になってくれました。

カエルで泣いて蛾や羽虫で泣き止むって。。。
なんだかなぁ(笑)


息子が落ち着いたところで就寝です

この季節、さすがに夜間の冷え込みはなく。
夏と寒いときのインナーにしているダウンシュラフNANGAコンパクトDX120を持参していたのですが、
入って寝ていると暑いくらいでした。
コットン素材のインナーシーツも利用しているのですが、それに入ってシュラフは上から掛ける程度で丁度良かったです。



ナンガ(NANGA) コンパクトDX120【別注モデル】







7月18日(月) 3日目


最終日の朝は早起きしました。

目が覚めると4時過ぎくらい。
さすがに場内をうろつくには早すぎるので、サイトで静かに朝のコーヒーを飲みながらぼーっとします。
緑を眺めながら清流のせせらぎを聞いているとリラックスできますね。


5時半頃になり、ちらほらよそのサイトでも起きて動き出している人もいたので、
私もあまり音が出ない様な片付けものをしちゃいます。
もう使わないランタンをまとめたり、自分のシュラフを仕舞ったり。

シュラフですが、うちはキャンプ場では干さず、起きたらすぐに仕舞ってしまいます。
どうせ早めに帰るので、家に帰ったらまた引っ張り出し、きちんと干してから保存用袋に仕舞います。



6時頃になったので、ようやく場内の散歩に出かけます。
うちがいた33番サイトは広場から離れた下の方にあります。
16~26番あたりもずっと川沿いのサイトですね。


サイトマップです(クリックすると大きくなります)。





広場の周りはけっこう2台用のサイトが多いのでしょうか。
こちらはにぎやかなイメージです。

いずれのサイトも、段差や木々がうまく配置されていて、プライベート感のあるサイト構成となっているようで、
本当にとやのさわはどのサイトでもはずれということはないのかなぁと思いました


さてさて、そんなこんなで場内をぐるっと散歩してからサイトに戻ります。
ぼちぼち息子と相方を起こして、帰り支度を始めます。

朝食後、二人が川で遊んでいる間にテントを撤収。
夜の間にちょっと降った雨でテントもタープも濡れていたのですが、朝から快晴の青い空だったのでぐんぐん乾きます。
拭いたり、日向に干したりしながら最終的には乾燥撤収となりました



11頃キャンプ場を後にして帰路へ。
途中でお昼ご飯でも食べようかと思っていたのですが、息子が爆睡していたのでそのまま帰ることに。
帰りは道志道をくねくねと津久井湖方面へ向かい、圏央道の相模原から高速へ。
中央道の合流もスムースで、まったく渋滞にはまることなく2時間で自宅へ帰ることができました。



三日間、お天気が崩れることもなく、日中は快晴の気持ちの良い気候

居心地のよいキャンプ場で日頃の疲れを癒すことができました

息子もいろいろな生き物を捕まえたり観察したりできて大満足なようです。





最後にキャンプ場についてです。
人気のキャンプ場なので、施設についてのご紹介。

こちらが管理等


檜風呂


広場


釣り堀


33番サイト付近の炊事場とトイレ






炊事場なんかの設備は概ねきれいだとは思います。
あとは使う方のモラル次第といったところでしょうか。

ちなみにトイレですが、33番サイト前のトイレは和・洋各1で、天井部分はつながっています。
そして多少は匂います。

トイレの匂いに関しては、私はキャンプ場だったらこんなもんでしょうと許容範囲。
しかし、うちの息子はトイレに行く度に「このトイレ臭いね」と言い(彼は公園のトイレも苦手です)
帰りの車中で今回のキャンプ場はどうだったと聞いたところ「おトイレが臭かったよね」と言っていました
もちろんそれ以外の川で遊んだことや虫を捕まえたことについては高評価です。
キャンプ場のトイレにも超高規格を期待する方には、奥道志のトイレの方がおススメです。

広場近くのトイレの横には洗濯機がありました。
小銭を入れる場所も特になかったので無料で使えるようです。

お風呂は結局入らなかったので分かりませんが、繁忙期は混んでそうですね。。。

釣り堀の雰囲気はニュー田代の方がよかったと相方は言っていました。
ニュー田代の釣り堀が川を利用して作られているのに対し、こちらの釣り堀は小さ目の池という感じです。
天然の餌がないからでしょうか。魚の食いつきっぷりがすごいです。

利用者の方も、マナーの良さそうな方が多いイメージです。
夜中の1時に洗い物をする方は別ですよ
両隣のサイトとも静かなファミリーでしたし、居心地良く過ごすことができました。



そしてなんといってもキャンプ場全体の雰囲気とこのロケーション。









道志ナンバーワンというのも頷けます。

あの予約合戦さえなければ、ぜひまた再訪したいキャンプ場です。





そう、あの予約合戦さえなければ。。。








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