10月15〜16日の1泊2日で山梨県北杜市にあるForesters Village Kobittoへ行ってきました。
こちらは、福島県浪江町でキャンプ場を経営していたご夫婦が、東京電力・福島第一原発の事故によりキャンプ場に立ち入ることが出来なくなってしまい、山梨に移住して再出発したキャンプ場とのことで、以前
NHKのニュースで見かけて気になっていました。
その後、
ジャンボキャンプのジュウシンさんのブログでレポを拝見し、ますます行ってみたい気持ちが募り今回の訪問となりました。
2016年10月15日(土)
週末は久しぶりの秋晴れ。
やはりお天気がいいとテンションも高めです
そんなテンションとは裏腹に、なんだかんだやっていて出発したのはなんと11時30分過ぎ
チェックインが14時なのでのんびり行きます。
そんなに大した渋滞はなく、キャンプ場に到着したのは14時過ぎくらい。
チェックインしてさっそく設営します。
今回利用したサイトはF-5。
炊事場の横で広めのサイトです。
今回はポルヴェーラとタトンカ3tcにしました。
広いのであまり考えなくてもサイトレイアウトには困りません。
チャチャっと張って、場内を探索します。
お隣との間にはほとんど目隠しがないです。
サイトが広いのでそんなに気にはなりません。
新しいキャンプ場なだけあって、設備はきれいです。
炊事場もトイレも文句なしのぴかぴか。
全ての蛇口からお湯が出ますし、トイレもウォシュレット付です。
新しいだけでなく管理人さんがしっかりお掃除をしてくださっていますし、利用者の方々のマナーも良いのでしょう。
そして嬉しかったのが、こちらのキャンプ場は自然がたくさん。
息子の好きなドングリや松ぼっくりがゴロゴロ落ちていて、虫もあちこちにいます。
トンボ、バッタ、カマキリ、ミミズ、ナメクジ、カブト虫(の死骸)などなど
息子は林の中で楽しそうにいろいろ探していました
川もあります。
場所によって深かったり浅かったりでしょうか。
到着したのが遅かったので、すぐに夕方に。
さすがにこの季節、日が沈むと冷え込んできますね。
武井バーナーを点けて近くに置いておいたら暖かかったです。
夕飯はもつ鍋。
いつも通り写真はありません。
今回は我が家のお気に入り
蟻月のお取り寄せです。
これ美味しいんですよ~♪
鍋だと体の中から温まるし、野菜もたくさん食べられていいですね
息子はもつは食べないので、豚ロースをしゃぶしゃぶしてあげます。
鍋をつつきながら、夕暮れの景色を眺めつつ一杯。
至福の一時です。
食事をしていると東の空からお月様が顔を出します。
この日は満月の前日。
天気が良いので月が綺麗に見えるだろうと期待して、今回はVixenの望遠鏡を持ってきました。
望遠鏡を覗いてピントを合わせると、月のクレーターまではっきりと見えます。
これには私も相方も大興奮
息子にも覗かせますが、反応はいまいちでしたね…。
本当は月の写真を撮りたくて、相方の持っている高性能のカメラと三脚を持ってきたのですが。
月が出る前に息子がそのへんを適当にカシャカシャと撮りまくったためバッテリー切れに
だらだらとご飯を食べ、月を眺めて、焚き火をして
今回は寒いので焼酎のお湯割りにしました。
焚き火にあたりながらお湯割りをちびちび。
ゆったりとした時間を過ごして日頃の疲れを癒します。
21時の消灯タイムとなったので、息子と相方は先にテントへ。
私はまだ焚き火が燃え残っていたので、消えるまで一人で火を眺めつつ
時折空を見上げてほぼ満月の月を鑑賞します。
こんなに綺麗な月をゆっくり眺めたのは本当に久しぶりな気がします。
ランタンの灯りを落としても、月光であたりはかなり明るかったです。
ふと、サイト前の車道になにか動いた気がして視線を向けます。
よーく目を凝らしてみると、なにか1匹の小動物が…。
なんだろう?ともっとよく見るために体勢を変えたところで、そいつは走り出して逃げてしまいました。
なんだったんだろう?
チェックイン時に、前日に猿や鹿が現れたとの管理人さんのお話を伺いましたがそれとは違いました。
犬や猫でもなかったようだし、タヌキ?
いずれにしても動物がいることに変わりはないので、食料品やゴミは車の中に入れておきました。
ようやく焚き火を燃やし尽くした22時頃、私もテントに入りました
寝る前の外気温は9℃くらい。
翌朝の気温も10℃程度でした。
まだそれほど寒くもなく、外遊びをするのに丁度良い季節ですね。
2016年10月16日(日)
朝から快晴
少し残っていた薪で朝から焚き火をします。
チェックアウトが12時なので、午前中をゆったりと過ごせますね。
日があたるのでテントもタープもよく乾き、久しぶりの乾燥撤収となりました。
11時頃には出発し、道の駅はくしゅうにてお昼ごはんとソフトクリームを食べます。
この道の駅にはちょっとしたせせらぎがあるのですが、息子はそこでもミミズやカニ(の死骸)を見つけて大喜び。
彼には生き物を差別するという概念がないようです。
このまま分け隔てなく生物を愛するように育てるべきなのか悩ましい今日この頃
そんなこんなで白州の自然を満喫し、道の駅を12時30分頃出発。
帰りもところどころでほんの少し渋滞しつつも概ね順調な流れで15時前には家に到着しました。
Foresters Village Kobbito
なにか目玉となる売りがあるようなキャンプ場ではないと思うのです。
超雰囲気のいい清流というわけでもなく、眺望が抜群に良いというわけでもなく。。。
子供が楽しめるようなイベントがあるわけでもなく、遊具が充実しているわけでもなく。。。
でも。
それでも惹きつけられるものが何かあるような気がします。
動物や虫などの自然がたくさん。
ゆったりとした広いサイト。
単独ファミリーでの利用を前提としているので、落ち着いた静かな場内。
設備が整っていてきれいだし、管理人さんの人柄も良い。
また来たいと思わせてくれるキャンプ場でした。
自然を満喫できる気持ちの良いキャンプ場。
我が家は3人ともとても気に入りました
違う季節にもまた訪れてみたいと思います。
ジュウシンさん
すみません、勝手にリンク貼らせていただきました
不都合がございましたらお知らせくださいm(_ _)m