晩秋の道志でゆったりキャンプ

こじ

2016年11月07日 19:31


11月5日〜6日に息子と2人でキャンプに行ってきました。






当初、行ってみたいキャンプ場の1つ『The KING of 道志』と言われる道志の森へ行くつもりでした。

しかし道志の森はフリーサイト。
早い者勝ちです。
遅くとも朝7時には出発したいと思っていたのですが…。
息子が起きた時点で既に7時過ぎ
家を出たのが8時半。
首都高〜中央道が渋滞で、八王子までまさかの2時間超え

道志の森に到着したのが12時過ぎでしたので、当然ながら見渡す限りテントだらけでした

川やキレイなトイレから離れたら空いているサイトも少しはあったのですが、未就学児の息子と2人なのに不便なキャンプはしたくありません。
そこまで拘るほどここにしなければならない理由は特に見つからずサクッと諦めます。



さて何処にいこうか。





とやの沢、山伏、奥道志は混んでいるに決まっています。
山伏ならサイト数も多いので当日キャンセルで入れそうとも思ったのですが、先日のバイク音を思い出すと…。

そんなに混雑してなさそうで、尚且つそこそこ設備が充実していそうなキャンプ場はどこだろう?
できれば明日の撤収が楽なようにある程度日当たりが良いところがいいなぁなんて考えつつ。
これまで読んできたブログやキャンプ記事などを思い出しながら車を走らせます。

あそこにしよう!と思いつき、途中で念のため電話をしたところガラガラですとの回答。



そして辿り着いたのはこちら。




センタービレッジキャンプ場

長又と悩んだのですが、イメージ的にセンタービレッジの方が陽当たりが良さそうな気がしての選択です。
寒い季節なのでお風呂はなくても帰りに温泉に行くからいいかな、と。


さっそく管理棟でチェックイン。




本日、なんとコテージが1つだけの予約で、テントサイトは誰もいないとのこと
管理人さんは陽当たりが良い11番をお勧めしてくださいました。


サイトマップはこちら(クリックすると大きくなります。)




なんでも前日の4日に川沿いにテントを張られた方が寒い寒いと言っていたそうで、
母子2人なのを見て心配してくれたのでしょう。

勧められるままに車を11番に止めます。
お昼を過ぎていたので、まずは空腹を満たすため息子とコンビニおにぎりを頬張りながら場内を観察。

紅葉の見頃にはまだ早い感じでしたね。




そうこうしているうちにコテージのお客さんが来ました。
う〜ん、やっぱりこんなに空いてる場内でコテージの真横は落ち着かない。。。


管理人さんは川沿いは寒いよと何度も親切に仰ってくれましたが、せっかくなので川沿いの17番にすることに。




サイト前の川はこんな感じです。
夏に来たら絶対に気持ちいいこと間違いなしですね







今回はポルヴェーラ。
タープは一応持ってきてはいましたが、特に必要ないかなと思い張らず。




設営後は息子と場内を散策。

こんなに秋らしい良いお天気

それなのに周りに人がいないキャンプだなんてとても贅沢な気分になります。

紅葉はそれほどでもありませんでしたが、場内の木々はそれなりに色付いていて、秋らしさを十分に楽しめました。

気持ちいい~♪







最初、何も考えずにテーブルや椅子を外に並べてしまいました。




しかし夕方から冷えてきたので中へ移動。
ポルヴェーラでも2人なら余裕です。




今回はアルパカを持参。
息子とデュオなので簡単に暖かくなるのは有り難いですね。

因みにアルパカには反射板代わりにハイマウントのウインドスクリーンを置いてあります。
これだと幕内の隅っこで使用していてもアルパカの後ろは熱くならず、尚且つ熱を前に反射してくれるので効果的です。


前回のkobittoでは寒さ慣れしてないせいか息子が寒い寒いとうるさかったので、今回は早め早めに服を着せます。

夕方、冷えてきたなと感じる前にフリース。
日が暮れてからはダウンも着せておきました。
ズボンも暖かいものに履き替えさせ、首にはネックウォーマーと対策はバッチリ。
おかげで今回は全く寒そうにしていませんでした


活動の大半を外で過ごすキャンプ。
ストーブやシュラフを充実させることも大事ですが、やはり着るものをしっかりするのが基本なのだなぁと改めて実感しました。

日没から寝る前までの気温は7〜8℃くらい。
寒過ぎず、焚き火が気持ちいい気温ですね。

幕内でおでんを食べて温まり、焼酎お湯割りで更にぽっかぽかです。
ここでもアルパカ大活躍。
上にケトルを置いておくといつでもお湯割りに対応できますね


薄暗くなったので焚き火を開始。




木々の間から三日月と星が見えたので、空が開けている管理棟前まで行き星空を眺めました。
管理人さんご夫妻とお話ししながら秋~冬の星座を鑑賞。
そういえば再来週はスーパームーンですね。

空いていて静かなキャンプ場。
遠くにバイクの音は聞こえますが、川のせせらぎのおかげでさほど気にはなりません。

後からもう1組いらしたファミリーのキャンパーさんは6つ程離れたサイトに設営。
程よい距離感。
ポツンではなくなった安堵感(笑)

心地よいキャンプを満喫します。



21時頃、息子が眠そうにしていたのでテント内へ。

息子はいつものフリースのインナーシュラフにモンベルのホローバッグ Kid's #3
私は息子のより薄手のフリースのインナーシュラフにナンガの450DX
就寝時はストーブを消すので寒いかな?と思いましたが、全く寒さを感じずにぬくぬく快適に眠れました


息子がたまにシュラフからはみ出すので夜中に何度か中へ押し込み、気がつくと朝の6時。

テントのリビング部分の温度は5℃でした。
アルパカを点けてしばらくすると12℃位に。しっかり換気していたのでそんなもんでしょう。



朝食を食べてぼちぼち撤収します。

テントだけなので簡単。
今回も息子が「こんなの簡単だよ~」と言いながらドヤ顔でペグを抜いてくれました。
それ以外にもテントから物を外に運び出してくれたり、一緒にテントを畳んでくれたりと、毎回戦力upしてくれて嬉しい限りです


片付け終わったら、息子がもう一度ブランコで遊びたいと言うので広場へ。

こちらのキャンプ場、管理棟前の広場から一段下がったところにも広場があります。
こちらは草原になっていて、栗の木に手作りブランコが設置されています。


ロープが1本のもの。




ロープが2本のいわゆるフツーのブランコ。




息子はこのブランコをとても気に入った様子。
また、こちらのキャンプ場には古びてはいますがバットやボールも置いてあり、広場で野球をして遊んでいる男の子もいました。
マンガもあるので雨の日の退屈しのぎにもなりますね。






因みにキャンプ場のトイレ。



今回うちのサイトから近かったのはこちらのトイレでしたが、女性用・男性用の個室が各2個ずつありました。
男性の小用も1つあり。
女性用は2つとも洋式で、手前の方はウォシュレット付でした。
この季節、座ったときに温かいのはヒヤッとしなくて有り難いですね

炊事場は一般的な道志村のキャンプ場の炊事場といった感じ。
お湯は出ません。





11時前くらいに管理人さんにご挨拶をして帰ります。

うちの息子、なぜだかこちらの管理人さんの奥様をとても気に入ったようで、何度も「管理人さんのところに行こうよ」と言っていました。
帰りも、息子は車に乗せたまま私だけ降りて話していたところ、自分も管理人さんにご挨拶がしたいと言います。
なので車から降ろして一緒にご挨拶。
とても朗らかで親切な管理人さんご夫妻でした。



さてさて今回のキャンプ。

相方は土日とも仕事だったのですが、こんなに快晴の週末にキャンプに行かないなんて!と息子と2人での出撃。
そしていつもと違い予約をせずに向かうキャンプ。
道志の森の激混みぶりを見たときにはどうしようかと思いましたが、おかげで素敵なキャンプ場と管理人さんに出会うことができました。


秋の日差しの中、がら~んとした場内。

枯葉がはらはらと舞い落ち、木々は黄色や橙に色づいてなんともいい雰囲気

のんびりゆったりと過ごすことができました。


気持ちのいいキャンプだった~。


持萩沢の清流で遊びたいので、また来年の夏にも訪れたいと思いました








余談

帰りは相模湖方面に出ることにしたので、向かったのはこちら。




ゆったりと温泉につかり、そのまま昼食です。
息子にはうどん、私はラーメンをすすりながらふと顔をあげると前の席に座っている親子連れが目に入りました。

お父さんと小学校低学年くらいの娘さん。
お父さんは子供と温泉に入るのに何故かデジカメを手にしています。
そして女の子の着ているピンクのフリースと、なんとなく見覚えのある髪型。
あれ?もしかしてしくさんだったりして?いやいやまさかね~と思っていたところ。

なんとそのまさかだったようです

しくさんのブログ少人数ファミリーキャンプ入門でその日の『本日帰還☆』ブログを拝見してびっくり。

しくさんもこちらをチラ見してもしや?と思ってくれていたとは!
道志村とキャンパーの世界って狭いですね

しくさんが駐車場で私の車を発見して少々お待ちくださったとは露知らず、食後はテラスからの景色を眺め、さらに息子にアイスを食べさせてからのんびりと帰路についたのでした。。。





次回お見かけした際にはご挨拶させていただきます










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