秋の津南で温泉キャンプ ~後編~

こじ

2017年09月27日 20:40


今回の温泉キャンプの効果で腰痛がかなり回復しました
これで来週予定しているゴルフもばっちりです


それでは前回の続きです。
1日目はからどうぞ。

秋の津南で温泉キャンプ ~前編~





2017年9月24日





この日は天気予報通り朝から快晴

外が明るくなってきた頃、テントを抜け出してトイレへ。
いや実は3時頃からずっと行きたかったのですがね、Bサイトからサニタリーへ降りる近道、夜中に1人は流石に怖いです…。

トイレついでにそのまま朝散歩。

関東近郊のキャンプ場はこの週末だいぶ混雑していたようですが、こちらは空いていました。
各サイトのサニタリー周りは埋まっていましたが、サニタリーから離れるとガラガラです。


クリックすると拡大します。


画像の赤線のルートで歩きました。地図にない小道がところどころにあったりします。
CサイトのサニタリーからBサイトにある小道を抜けてフリーサイト方面へ。
そこからAサイトを横目に通り過ぎ、Gサイト。
さらにDサイトのサニタリー付近まで歩いてからUターン。
Cサイトをチラ見しつつBサイトへ。








けっこうな距離を歩いて腰が痛くなってきたのでサイトへ戻ると、いつもは7時過ぎまで寝ている息子と相方が珍しくもう起きていました。
母ちゃんの姿が見えないので、息子が心配してくれたようです。

朝食を食べてタープ下でのんびり。
夜中〜明け方の気温は11℃ほどでしたが、日が出るとあっという間に20℃超え。
日中は28℃くらいまで上がりました。

タープの下で風が吹くと気持ちいい。
暑いと言っても夏とは違いカラッとした空気。
蚊などの虫もいなくて快適に過ごせます。

息子はこの日もトンボを捕まえまくります。



捕まえたキリギリスの餌用にと小さなバッタを同じ虫籠に入れておいたのですが、気が付いたらそのバッタが足だけになっていました
本当に食べたんだ
さすが肉食系キリギリス、スゴイな。。。





この日は我が家にしては珍しくキャンプ場からお出掛けします。

行き先は野沢温泉

こちらもまた源泉ブロガーぴのこさんお勧めの温泉で、マニアにも人気の湯らしいので私の腰の療養のため浸かりに行きます。
まさに湯治。

距離的にはちょっとあるかなと思ったのですが、道路が空いていて走りやすいのでキャンプ場から30〜40分程でしょうか。

所々にある田んぼの稲穂がきれいでした。




初めての野沢温泉。
勝手が分からないのでぴのこさんのブログで予習していた通り、車を駐車場に停めてそぞろ歩きます。

とりあえず温泉地らしい風景を求めて麻釜熱湯沸泉の方へ。
こちらで地元の方が卵を茹でたり、野沢菜を茹でたりするようです。






お腹が空いていたので近くにあるなっぱカフェでランチ。



息子はミニタコライス、相方は温玉カレー、私は温玉乗せなっぱごはんにしました。
美味しかったです。


食後はぷらぷら歩きながら、ふるさとの湯へ。




いわゆる外湯と呼ばれる温泉は本当に浸かるだけでシャワー等の設備がないらしいので、まずはこちらの有料の温泉でしっかり洗ったりしました。
ぴのこさんの記事、予習してきてよかったです

ふるさとの湯は、内湯は麻釜の湯、露天は真湯の温泉が使われているそうです。
脱衣所にはお客さんが数名いましたが中にはおらず、貸切状態でゆっくり入ることができ気持ちよかったです。
こちらの露天風呂が特に気に入りました。

さて、次はお待ちかねの外湯巡り。
外湯というのは、本来地域の方のための温泉で、無料ですが各お湯の入り口に賽銭箱がありますのでそちらにお金を入れます。
野沢温泉には外湯が13もあるそうです。

とはいえ息子がそんなに付き合ってくれなさそうなので、代表的な2つに的を絞りました。

まずは大湯へ。






中に入ると、温泉のすぐ近くに服を脱ぐスペースと棚があります。
うん。玄人っぽい(笑)

先に服を脱いだ息子に、手前がぬる湯って書いてあるから入ってみてと言ったところ、熱くて入れないと。
私も入ろうと触ってみますがかなり熱いです。
水道から水を出して温度調節するよう壁に注意書きが貼られていたので水をダバダバ入れますがまだまだ熱い。
かなり水を入れてかき混ぜてようやく入れる温度に。
熱いお湯が好きな私は気持ちよく入れましたが、息子には無理…。
息子に、これは母ちゃんの腰が良くなるためのお風呂だからと説明して付き合ってもらいました。


大湯を堪能し、次は中尾の湯へ。






こちらの湯はちょっと離れた場所にありました。
息子はもう服すら脱がず、脱衣スペースの椅子に座って待っててくれます。

ちょっと水を入れたら丁度良い湯加減に。
湯の花が浮いていて本格派っぽい雰囲気。
腰の痛みがなくなりますようにと願いながらお湯に浸かりました。
はぁ〜、極楽、極楽。。。

2ヶ所の外湯を満喫したところで、キャンプ場へ戻ります。
いや〜いいお湯でした。
どちらの湯もタイミング良く貸切状態だったので、ゆっくり落ち着いて入ることができ、リラックスして湯治効果抜群。
本当に温泉の後は腰の痛みが減った気がしました。



キャンプ場に着いたらもう夕方。
温泉後のビールが旨い!




いい感じに日が暮れてきたので、ランタンを灯してしばしまったり。




右側のキャンドルホルダーは相方からのプレゼントです。
外だと風でロウソクが消えちゃうかなと心配でしたが案外大丈夫でした



この日の夕飯は鍋です。
私の好きな蟻月のもつ鍋。
肌寒いので焼酎お湯割りに切り替えます。

源泉掛け流しのお湯にたっぷり浸かり、爽やかな秋の夕暮れにもつ鍋とお湯割り。
贅沢な時間です。





食後はいつも通り焚き火。
この日は息子にマッチで火をつけてもらいました。

新聞紙を軽く丸めたものを下に置き、その上に細い枝。
1度目はマッチを擦って火がつくと怖いのか直ぐに投げ入れて失敗。
2度目はマッチの持ち方に気を付けて、ゆっくり新聞紙に着火。
メラメラ燃えて、細い枝が燃え始めたことを確認して、その上に太い薪を置いてもらいました。

息子は、自分でつけたマッチの火がだんだん大きく育ち、いつもの焚き火になったことにとても満足そうでした。





余談ですが、管理棟で購入した薪がめっちゃ爆ぜまくりました。
1日目には私のヘリノックスコンフォートに穴が…

マシュマロを焼きつつ、息子に追加の薪を投入してもらったりして、焚き火を囲んでのんびり。
前日よりも星が綺麗に見える夜でした。

日曜日のこの日、一番近いお隣さんはB26。
ティピー型テントの屋根がちょっとだけ見える程度に離れていて、声は全く聞こえません。
淋しいけど、たまにはこんなキャンプも静かでいいですね。

寒いなと思い温度計を確認すると11℃。
息子が眠そうなので20時半にはテントへ。
直ぐに息子の寝息が聞こえてきました



2017年9月25日

この日も朝から晴れ。
撤収日和です。

朝ごはんを食べてぼちぼち片付けを開始。
普通に平日なので、バンバン電話がかかってきます
今月は忙しくないと思ってサボったのにこんな時に限って…。


撤収している間に息子は捕まえた虫を解放。
なのにまた新たな虫と戯れていたり。



蝶だか蛾だかの幼虫と触れ合っていたのですが、突然私に押し付けてきます。

母ちゃん、幼虫の好きな葉っぱを取ってくるから守っててね!
その子は手の上を歩き回るのが好きだから遊んであげて!
と。

本当にそうなのか?
逃げたいだけなんじゃないのか?


逃すとうるさいので仕方なく幼虫のくねくねに付き合います。
本当に虫が好きな息子。
無印の炊事場には大きな蛾がいるのですが、他の親子連れがヤダ〜と言って避けているところ、息子は近くの葉っぱを千切ってきて蛾をくすぐって遊んでいました。



そんな息子なので、今回のキャンプも存分に楽しんでくれたようです。



11時前にはチェックアウト。
塩沢石打ICの近くにある道の駅南魚沼でお昼ごはんを食べて帰路につきます。

こちらの道の駅、レストランのメニューがなかなか充実しており、また、外に子供が好きなぴょんぴょん跳ねる遊具なんかもあったりしてなかなかよかったです。






平日なのでノー渋滞で順調に走り15時には家に到着。
帰宅後、息子が何故か洗車してくれました。



さてさて。
概ね天候に恵まれた今回のキャンプ。
秋らしい爽やかな気温で、快適に過ごすことができました。

無印、津南。
やはり我が家はここが好きです。

初めて訪れたのは2009年。
越後妻有の大地の芸術祭に合わせて友人たちと訪れ、このワイルドな雰囲気が気に入りました。

2度目は2015年。
息子が3歳の時にテントデビューしたのもこちらでした。

無印のキャンプ場で行われている体験教室は未就学児が参加出来ないものが多いのですが、うちの子は虫がいれば満足なので問題ないようです。

自然の中に配置されたサイトは、形も様々で傾斜しているところも多いです。
炊事場もお湯は出ず、トイレも冷たいし電源サイトがないので高規格なキャンプ場とは言えないでしょう。

しかし、それでもリピートしてしまう魅力がここにはあります。
同じ無印のキャンプ場でカンパーニャ嬬恋にも行ったことがありますが、私の好みは津南ですね。


本当に気持ちのよいキャンプだった

また訪れたいキャンプ場の1つです。









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