12月の北軽井沢。
平均最低気温マイナス5度の世界。
毎年、キャビンでぬくぬく薪ストーブを楽しみたいと思いつつ予約し損ねていた冬のスウィートグラス。
今年は予約ばっちりで薪ストーブ&少し早めのクリスマスを満喫してきました
2017年12月9日
1泊キャンプを満喫するべくアーリーチェックインを目指して6時30分に出発。
関越に入る手前で多少渋滞するも概ね順調に進み、予定通り9時ちょいに軽井沢のデリシアに到着。
軽井沢のスーパーといえばツルヤですが、残念ながら12月11日まで工事のため一時閉店。
なので、事前にリサーチ済みの
デリシアへ行ったのですが、なかなか品揃えもよく、流石の軽井沢クオリティを感じながら買い出しをします。
そこから北軽井沢へは約30分くらいでしょうか。
前日の金曜日、関東地方は夕方以降雨がパラつきました。
軽井沢方面では雪だったようで、道中、ところどころ日陰に雪が残っていて凍結している箇所も
この季節の北軽井沢に行くので当然スタッドレスタイヤに交換済みでしたが、凍結した道路は怖いので慎重に運転します。
アーリーチェックイン時刻の10時ぴったりにキャンプ場に到着。
今回のお泊りはこちら。
サンルーフキャビン
たまたま空きが出たのがこちらだったから予約したのですが、サンルーフキャビンにはeオーブンという料理用のオーブンがあるのが売りらしいです。
料理が好きではない私…ですが、そんなストーブがあるなら一回くらいは使ってみるかと、お昼はeオーブンでピザを焼くことに。
キャンプ場のスタッフさんに伺ったら、eオーブンは200℃まで上がるのに1時間位かかるとのこと。
なので、車からキャビンに荷物を降ろして一息ついたら早速ストーブに取り掛かります。
キャビン内も冷んやりしていたので、ついでに室内の薪ストーブも点けちゃいましょう。
ちなみに薪ですが、スウィートグラスのキャビン泊、冬の間は薪も代金に含まれていて、専用の薪置き場から自分でキャビンに運びます。
ストーブの種類毎に30cm、40cm、50cmと別れて置いてあり、だいたい一晩で30本程度必要とのこと。
焚き付け用の細薪や着火材、マッチも貰えるので、手ぶらで薪ストーブを楽しめます。
但し、eオーブンで使う調理用の薪は購入してくださいとのことでした。
なのでそちらはスノピのカードを提出して普通の販売用の薪を1束貰いました。
薪を運んだら、息子と相方はおじぎっぱの森へ遊びに。
私はさっそく今回の目的、薪ストーブに火を入れます
何しろ初めて使うので、スタッフさんに教えてもらった通りにやってみます。
中程度の薪を2本並べ、その上に焚き付け用の細い薪を乗せます。
そして着火材で1分くらい炉内全体を暖めてから、細薪の下に置いて薪に火を着けます。
煙が煙突に吸い込まれていき、順調な燃焼状態を確認したら、上に太い薪を乗せ、ストーブの扉を2〜3cm隙間があく程度まで閉じます。
すると空気が更に吸い込まれてゴーゴーと音を立てて薪が燃えます。
むはぁ〜、楽しい♪
室内のストーブとeオーブン両方に火を着け、あとは温度が上がるのを待つだけ。
ここで一息、プシュっとビールを開けます。
いいお天気でサンルーフキャビンのデッキは暖かく気持ちいい!
キャビン泊は久しぶりですが、設営がないって楽ですね(笑)
しかしスタッフさんの言う通り、なかなかeオーブンの温度が200℃まで上がりません。
待っている間にピザの準備をしましょう。
買ってきたピザです
だって、生地から作ると言ったら相方に買ったピザの方が安心だと言われ…。
なので、近所のスーパーで売っている冷凍な割にまあまあ美味しいピザを2種類事前に購入済みでした。
でもせっかくなので、息子が好きなデザートピザ用の1枚だけは手作りの生地で作ります。
粉は家で計ってジップロックに入れてきたので、そこにドライイーストや塩を入れ、ぬるま湯を足してこねこね。
あれ?レシピ通りの分量なのになんかちょっとベタベタな生地に
相方からほれ言わんこっちゃないと突っ込まれますが、めげずに広げて、これまた家で既に煮てきたりんごとラムレーズンを乗せます。
買ってきたピザにも少しウインナーやマッシュルームを足してボリュームup。
そうこうしているうちに、オーブンが200℃を超えたのでピザ投入。
5〜10分くらいで焼き上がりました。
1枚目
2枚目
焼きたてピザはやっぱり間違いのない美味しさですね。
息子もむしゃむしゃ食べてくれました
最後にデザートピザ。
これを焼く前に1本薪を足したせいか、ちょっと生地が焦げてしまいましたが無事に焼きあがりました。
相方からはやっぱり生地が美味しくないと言われましたが、上のりんごが美味しいので息子がパクパク食べてくれてよかったです。
流石にお腹いっぱいで、デザートピザは半分くらい残したので、ラップをかけておいてまたおやつに食べることに。
食後はのんびりデッキでビールを飲んで寛ぎます。
ゆっくり過ごせるように、息子には最近お気に入りの迷路の本のシリーズ『昆虫の迷路』を買ってきて渡してあります。
15時からリース作りのイベントを申し込んでいたのでそちらへ。
息子はお絵かきや工作が大好きなので申し込んだのですが、たまたまこの週は保育園の生け花教室(月に1度あります)でリース作り、習い事の絵画造形教室でもリース作りとリースづいていてなんと今シーズン3個目
ま、楽しそうに作ってくれるのでいいのですがね…。
リース作りが1時間程で終わり、17時からお風呂の予約をしてあります。
例え狭いユニットバスでも、飲兵衛の皆さんには場内にお風呂がある有り難みが分かっていただけるかと(笑)
リース作りのイベントハウスでけっこう身体が冷えていたので、お風呂でしっかり温まります。
キャビンに戻ると部屋は薪ストーブでぬくぬく。
暖かいって幸せ♪
夕飯はビーフシチュー。
ストーブの上でじっくりコトコト煮込んでいました。
ビーフシチューとパンを食べ、チーズをつまみに赤ワインを飲んでまったり。
と、外からシャンシャン、シャンシャンと鈴の音が。
コンコンとドアがノックされ、扉を開けるとそこにはサンタクロースが!
そしてサンタクロースが
『〇〇ちゃんと△△くんかな?』
いいえ、うちは♢♢くんですが…
え?!すみませんと一旦外に出てゴソゴソしてからサンタクロース再登場。
『♢♢くん、メリークリスマス♪』
『いい子にして、お勉強とか頑張ったかな?』
まだ保育園児ですが…
頷く息子に、サンタクロースが担いできた袋の中からプレゼントを取り出して渡してくれます。
息子、めっちゃ嬉しそう。
サンタさんとトナカイと記念撮影し、ありがとう、バイバーイとご挨拶。
トナカイはさっき一緒にリースを作ったスタッフさんなのがバレバレなのに、息子の視界にはサンタさんしか入っていなかったようです。
サンタクロースが帰ったあと、さっそくプレゼントを開ける息子。
先日、サンタクロースへのお手紙に書いた通りのランボルギーニのラジコンが入っていて大興奮
奇跡だ!
奇跡がおきたよ!
と目を輝かせる息子。
いや〜これだけ喜んでくれるなら、500円支払ってサンタクロースの予約をした甲斐があるってもんですね。
(これはは予約制のイベントで、事前に親がプレゼントを預けておきます。)
子供がまだ小さくて純粋なうちにこういう経験をさせてあげられてよかったです
貰ったラジコンはネジでガッチリ台座に固定されているので、外して遊ぶのは家に帰ってからということで、また箱にしまって大事に置いておきます。
満足した息子はそろそろお休みの時間。
相方が2段ベッドの上で息子と寝るというのでお任せして、私はもうちょっと薪ストーブを眺めながらウイスキーでも飲もうかな〜と目論んでいたのですが。
息子が下に降りてきて母ちゃんと寝る、と。
なので息子を寝かしつけていたら、まんまと私も寝落ちしました
はっと気がつくと23時半。
スタッフさんが、寝るときは薪ストーブに薪を目一杯入れ、吸気口を中位にしてくださいと言っていたのでその通りにします。
因みに北軽井沢の外気温。
20時頃にデッキに置いておいた温度計を見たときにはマイナス4℃でした。
しかしキャビン内は薪ストーブのおかげでぽっかぽか。
今回、一応シュラフも持ってきましたが、息子も私もフリースのインナーシュラフに入り、シュラフは広げて上から掛ける程度でした。
薪が燃え尽きたらどのくらい冷えるかなぁ〜と思いながら眠りにつきます。
2時半頃、何も掛けていなかった肩のあたりが寒くて目が覚めます。
薪ストーブを見ると、吸気口を絞ったからかあまり薪が燃えていない様子。
吸気口を全開にし、ついでに扉も僅かに開けて空気を送り込み燃焼を促してみました。
轟々と燃え始めた様子を見ながら少しウトウト。
1時間後位に薪ストーブをチェックすると、入っていた薪がいい感じの熾になっていたのでその上に2本ほど追加しました。
薪が燃え始めたのを確認して扉を閉め、ぬくぬくになったところで再び眠りに。。。
2017年12月10日
朝、6時前に目が覚めトイレに行きました。
寒っ。
デッキに放置していた温度計を見たらマイナス8.6℃
マイナス2〜3℃でキャンプした時にはあまり寒いと思わなかったのですが、マイナス8℃は流石に寒いですね。
我が家はこの気温ならテントじゃなくていいねという結論に達しました(笑)
起きてストーブに薪を足し、お湯を沸かしてお茶を入れていると息子も目を覚ましました。
少し残っていたシチューを温め、パンやウインナーを焼き、相方も起こして朝ごはんにします。
朝食の後は息子がトランポリンをやりたいと言うので予約して、時間になるまでおじぎっぱの森で遊びます。
雪を被った浅間山がきれいでした。
9時半からトランポリンで遊び、その後はバッチ作り。
荷物を積んで10時半頃チェックアウトしました。
そして向かったのは、源泉ブロガー
ぴのこさんお勧めの
かくれの湯。
キャンプ場から15分ほどの距離でしょうか。
11時オープンのちょっと前に着きましたが、もう入れてもらえました。
いや〜、気持ちのいいお湯。
冷えた体に最初は熱いかなと思ったのですが、慣れてくると長く浸かれるくらいの温度。
息子もゆっくり浸かり、あぁ〜気持ちいいね〜と言いながら温泉に癒されます。
すっかり温まって温泉を出て、そのまま昼ごはんを食べることに。
隠れの湯の食堂は入口に食券販売機があるのですが、それを見ていたらかくれの湯のおじさんが「ごめんね、ご飯はちょっと時間がかかるなぁ」というので素直に早いと言われたうどんを3人分注文。
ストーブの横でテレビを見ながら待ちます。
待ちます。。
まだ来ない。。。
たぶん20〜30分は待ちましたかね~。
ようやく出来ました♪
いや、実は待ってる間にすっかり身体が冷え切ってしまい、勝手に温かいうどんをイメージしていたのですが、運ばれてきたのはざるうどん。
ストーブが点いてはいるのですが、超省エネ運転モードでかなり近づいてもあまり暖まらなかったのです。
うどんを食べ、帰り際にお手洗いをお借りしようと声を掛けると
『もう一回温泉で温まっていきな〜』とのお言葉をいただきました(笑)
有り難いけど早く帰りたいのでそのまま帰ることに。
うどんはだいぶ待ったけど、温泉は間違いなくいいお湯でした
相方もここのお湯が好みの湯質だったと大絶賛。
ゆっくりたっぷり浸かって気持ちのいいお風呂でした。
きっと次回スウィートグラスを訪問したらまたかくれの湯を訪れると思います。
12時半くらいに北軽井沢を後にしました。
帰り道は順調で、15時前には家に到着。
そんなこんなでスウィートグラスのキャビン泊。
念願の薪ストーブぬくぬくを堪能でき、息子もサンタクロースで喜んでくれて楽しい週末となりました。
年に1度くらいこういうのもいいねと家族の意見が一致したので、また来年も予約したいと思います。
軟弱な我が家、今年はこれで最後かなぁ〜。
流石に寒いし、1月〜2月の連休はスキー予定なのでしばらくキャンプはお休みかもしれません。
本当は今年も12月にふもとっぱらあたり行きたいと思っていたのですが、なんだかんだ予定が入っているので行くチャンスが…。
冬の富士山ドーン、行きたいな。。。