8月の連休に引続き、また津南に行ってきました。
9月の津南、過去に何度か予約していたものの台風でキャンセルすることもあり、今年は前倒しして8月に訪れてみたのですが。
やはり私の中で津南のベストシーズンは9月。
ススキの生い茂る津南が最高だと思うのです。
そんな訳で一応予約したものの、天気予報を見ながら一喜一憂すること数週間。
直近の天気予報は雨予報だったものの、台風じゃないならまぁいいか、と予定通り出撃してきました。
2020年9月19日
4連休なので渋滞するだろうと予想し、我が家にしては早めの5時半に出発。
6時前に関越に入れたので流石にまだひどい渋滞は発生しておらず、途中の鶴ヶ島JCT付近で多少流れが悪くなったものの、あとは順調に進みました。
関越トンネルを抜けるとそこは雨。
まぁ天気予報ではこのあと止む予定なので気にせずにそのままキャンプ場へ。
9時過ぎくらいに到着。
車から降りると寒いっ!
雨は止んでいたものの、予想以上に寒くて、防寒着はもちろん持ってきてはいましたが、チェックインした時に管理棟で販売されていたモコモコの見るからに暖かそうなフリースを相方と2人して買ってしまいました(笑)
今回のサイトも前回と同じD32です。
テントはアポロン。
雨予報だったのと、ちょっと寒そうだったので2ルームにしてみました。
アポロンを張るのは2回目。
前回はキャンパルジャパンの設営講習で教えていただいたやり方で張ってみました。
今回はOrangeのアポロン設営動画の方法でやってみることに。
アポロン設営で一番大変なのがポールを挿し込むところ。
ただそれだけ。
しかし、前回はなんとか1人で挿せたポールが、今回はムーリー
押しても引いてもピンに入らない。
息子と虫を探していた相方を呼んで手伝ってもらいなんとか4本挿すことができました。
いやー、これ慣れる日はくるのでしょうか?
次回はまたキャンパルジャパンで教えてもらったやり方でやってみよう…。
ポールが4本立ち上がりさえすればあとは簡単。
リッジポールを挿してペグを打てばほぼOK。
地面がちょっと濡れていたので、インナーは後からつけることにしました。
風は大したことない予報でしたので張り綱は省略。
雨は降るかもしれなかったのでフライは掛けました。
今回やってみたかったのはこちら。
リッジポールへのタープ連結です。
アポロンのポール2つ分のスペースにtatonka 2tcがジャストフィットするらしいので、それを試してみました。
使用したのはストレッチコード。
これをポールに巻き付けてタープと連結。
おぉ〜ぴったり!
アポロンはサイドを跳ね上げることもできますが、夜間はサイドを閉めたいのでこちらの方が楽ですね。
あと雨天時もこちらの方があまり隙間がないので、使い勝手が良さそうです。
さて、設営完了したら、虫虫とうるさい息子に付き合ってオニヤンマロード(風穴の方へ続いている道路のこと)へ。
ところが季節は移り変わっていたようで、オニヤンマの姿は一切見当たりません。
オニヤンマどころか、この季節にたくさんいるばずの秋あかねの姿もなく。
ガッカリする息子をなだめすかしながら、お昼時なのでサイトに戻ります。
この日のランチはカレー。
管理棟で購入した無印のレトルトカレーです。
午後はまた息子のリクエストでオニヤンマロードへ。
トンボがいないならカマキリを捕まえたいんだよ!という息子に付き合いススキや木の枝をチェック。
ようやくカマキリを見つけた息子は嬉しそうに観察していました。
そうこうしているうちに夕方になってきたのでサイトへ戻り夕ごはん。
この日はモツ鍋にしました。
肌寒い季節にはやっぱり鍋がいいですね。
焚き火が暖かくて心地よい。
焼酎お湯割りをちびちびやりながら炎を眺め秋の虫の声を聴く。
ああ癒される~。
朝早くて眠かったので、21時頃にはテントに入りました。
2020年9月20日
5時頃シュラフに潜り込んできたジローに起こされました。
ちょっとごろごろしていましたが、ジローが外に出たがるので散歩へ行くことに。
温度計をチェックすると夜も朝も14℃くらいで爽やかな気温です。
今回のシュラフはNANGAの120とフリースのインナーシュラフでしたが、暑くもなく寒くもなくちょうどよい組み合わせでした。
小一時間お散歩して戻ってきても息子と相方はまだ寝ていました。
歩き疲れたので私は一人静かにティータイム。
7時になったところで、前日の鍋の残りにうどんを入れて朝ごはんの用意をして息子たちを起こします。
食後はまたオニヤンマロードへ。
トンボはあまりいませんでしたが、蝶々がたくさんいました。
たくさん歩いたジローはお疲れの様子。
ゴロンとしてだらんと休憩。
息子も一緒に転がっていました。
お昼はハンバーガー。
といっても、来る途中に寄ったコンビニでカット野菜かなにかを買うつもりが売っていなかったので、バンズにハンバーグを挟んだだけ。
相方とこれじゃあ映えないね~と言いながら撮影(笑)
生野菜が苦手な息子が「このハンバーガーは100点満点!」と言いながら食べてくれたのが嬉しいような悲しいような。
これにスライスしたオニオンとトマトを挟んだらもっと美味しかっただろうに
このくらいの時間からようやく青空が広がってきました。
すると、どこから出てきたのか空がトンボだらけに。
トンボを待っていた息子は張り切って網を振り回していました。
午後は早めの時間に温泉に入りにしなの荘へ。
先月来たときには空いていて貸切状態だったのに、この日は温泉も混んでいて入場制限していました。
キャンプ場に戻る前に道の駅でりんごやブドウを購入。
たくさん買ったら梨やトマトをおまけでくれました
キャンプ場に戻り、早めに夕ごはん。
この日は相方にブルグルを作ってもらいました。
19時からは夜の自然探索というイベントを予約していたので、息子と相方が参加。
私はジローとお留守番。
夕暮れ時の空を眺めながらビール片手に焚き火。
あぁ気持ちいい~。
一人でのんびり焚き火を眺め、癒しの時間を過ごしました。
1時間半くらいで息子たちが戻ってきました。
8月に参加した夜の虫探索のときと同じ講師の先生だったらしく、嬉しそうにいろいろ報告してくる息子。
なんとその先生は突然小川にザバザバ入っていき、網でサッとイワナを捕まえてくれたりしたそうです。
たっぷり遊んだ息子は「もう疲れた~。寝る。」と言ってすぐにシュラフに包まり、満足して眠りにつきました
2020年9月21日
明け方目を覚ましてごろごろしていたところ、ポツ、ポツという音が。
いやいやこの日は晴れ予報だったでしょう~と思いつつ携帯で雨雲レーダーをチェックすると、なんと津南のあたりだけ雨雲が通過する模様。
仕方ないので起きて、外にあった焚き火台やランタンをタープ下へ移動させたところでザーザーと雨が降り始めました。
雨は2時間くらいで止んだので、起きるころには曇り空。
とは言え、テントもタープもしっかり濡れてしまいました。
まさかこの日に雨が降るとは思っていなかったので、なんと前日のうちにテントのフライを片付けてしまった私
あーあ、パリッパリに乾燥撤収できると思っていたのに濡れ撤収かーと気が重くなりました。
朝ごはんを済ませてぼちぼち片付け開始。
陽が差さないので乾かすのは諦めて幕類を畳んじゃいます。
10時半にはチェックアウト。
その後、息子が前日の探索イベントで歩いたところを明るいときにも歩いてみたいというのでお散歩することに。
フリーサイトの方にある遊歩道だったというので行ってみました。
ところどころに小川が流れていたりして、息子がここで先生がイワナを捕まえたんだよ、とか、ここはイラガがいるポイントだから気を付けないといけない、だとかいろいろ教えてくれました。
小一時間散策してから帰路へ。
帰りも道路は順調だったものの、連休3日目の午後だというのに高速道路の反対車線では出口毎にけっこう渋滞していてびっくり。
この連休の人出はすごかったみたいですね。
キャンプ場もほぼ満サイトでした。
さてさて。
2泊3日の秋の連休キャンプ。
事前の天気予報ではずっと雨かもしれないなぁと思っていましたが、実際にはザーッと降られたのは3日目の明け方だけ。
乾燥撤収とはなりませんでしたが、秋の津南らしい気持ちの良い青空と赤トンボの群れも見られて楽しい時間を過ごすことができました。
ススキの季節の津南がやっぱり好きだなぁと実感。
また来年、来たいと思います。
しかし濡れたTC幕は腰にきますね
まぁ帰ってきた次の日にはしっかり乾燥して片付けられたのでよかったですが…。