ふもっとっぱらで2016キャンプ納め

こじ

2016年12月13日 12:28


12月9日〜10日に静岡県富士宮市にあるふもとっぱらへ行ってきました。





今回が2016年のラストキャンプ。

最後は富士山がど〜んと見えるところに行きたかった

念願叶って初めてのふもとっぱら。
大満足な締めのキャンプとなりました



12月9日

金曜日なので午前中は事務所で仕事。
昼前に一旦家に戻り、急いで荷物を積み込みます。

そして息子のお昼寝前の13時頃、保育園へお迎えに。
息子にはお昼寝の前にお迎えに行くからねと言ってあったのですが、到着するとまさかのパジャマ姿
慌てて着替えて保育園を後にします。

出発したのが13時ちょい過ぎ。
首都高も中央道も空いていたのでブーンと飛ばしていきます。
ルートはナビに言われるままに中央道の河口湖経由で。
15時半前にはふもとっぱらに到着。
富士山は生憎雲を被っていました。

まずは管理棟で受け付けをします。
知らずに行ったのですが、10日土曜日がGOOUT CAMP“冬”のイベントだそうで、センターハウスの富士山側が一部貸切となっており、それ以外の場所に設営してくださいとのこと。

金曜日とはいえセンターハウスに近い場所にはいくつかテントが設営済み。
せっかくの富士山どーんなので、開放感を堪能したいともっと奥の方へ張ることにしました。

サイトマップ(クリックすると大きくなります。)



とはいえ、子連れなので移動式トイレからは近めの場所へ。
なるべく平坦な場所を選び、暗くなる前にテントを張ります。
夕方から急激に冷えそうなので、設営完了し次第アルパカに点火。
ようやく一息ついて富士山を眺めます。



上の方に雲がかかってはいますが、圧倒的な存在感。
まさに富士山を目の前でどーんと見ることのできるキャンプ場ですね。

息子がお腹が空いたというので、私の車中昼ごはん用に買ってあったおにぎりが余っていたのでとりあえずそれを食べさせます。
それでもまだお腹が空いたというので、少し早いけどそのまま夕飯に。
寒いので鍋とうどんです。

夕暮れの富士山を眺めながら、息子と2人でまったり過ごします。

食後は焚き火。
流石に外は冷えてます。
温度計を見ると18時半頃ですでに0℃。

息子に防寒対策を施し、ブランケットでぐるっと包んで焚き火のそばへ。
私はなんやかんや動いているので、それほど寒さを感じることはありませんでした。



空にはたくさんの星。
半月がけっこう明るくて満点の星空とまではいきませんでしたが、綺麗な冬の夜空と黒々とそびえ立っている富士山を堪能することができました。



焚き火を終えて幕内へ入ったのが19時半頃。
流石に寝るには早いので、焼酎お湯割りをちびちびと飲みながら、息子とお絵描きをしたりして遊びます。
寒い時にはお湯割りの温かさが沁みますね〜。

ようやく20時半頃、息子が欠伸をし出したので寝る支度をしてシュラフへ。

夜間の気温は氷点下まで下がる予報なのでいつもよりも準備万端に。

【装備】自分用の忘備録として。
息子
長袖Tシャツ、薄手のフリース、内側がもこもこのスウェットパンツ。
いつものモンベルのキッズマミーに私の夏用の薄いダウンシュラフを入れて、フリースのインナーシュラフ。
上からウールのブランケットを掛ける。


長袖Tシャツ、内側がフリースのスウェットパンツ。
ISUKAエア630EXにフリースのインナーシュラフ。

今回、氷点下の夜にどの程度の装備なら大丈夫なのかを試したかったので、私は敢えて薄着で就寝。
22時頃にストーブを消しました。
結果、夜中に少し寒く感じましたが、眠れない程ではありませんでした。
湯たんぽを使用したり、服装を調整すればもうちょっと寒くてもまだいけそうですね。



12月10日

明け方ストーブを点けに起きたときに温度計を見たら、テント前室は-2℃でした。
インナーテントの入り口を開けてアルパカの熱がテント全体に行きわたるようにして、シュラフでごろごろしながらスマホで皆さんのブログを徘徊。
時々外に出て富士山の写真を撮ったりしていました。

だんだん空が明るくなってくるのを眺めます。
黒かった空が徐々に青みを帯びてきて、次第に黄色くなってきて。










さあもうすぐ待ちにまった日の出かなとわくわく外を覗いていたところで。

母ちゃん、おしっこ!

と私を呼ぶ息子の声

慌てて息子に上着を着せてトイレへ連れて行き、あぁ間に合ってよかったとほっとして振り返ったらもう太陽が出ていました。
子連れあるあるでしょうかね。。。


朝の7時頃で外の気温は-1℃程。

太陽が出てきたらあっという間に白く凍っていた草が緑に変わります。

バキバキに凍っていた車もまたたく間に解けていつもの状態に。

日光があたるところはすぐに解け、テントの影は白いままでした。










ちょっと寒いけど、フロントパネルをメッシュ窓にして半分ほど開けて、富士山を眺めながら朝食にします。




まさに快晴の富士山日和。

目の前に雲一つない富士山がどーんと見えています。

来てよかった!

バカの一つ覚えのように、息子と2人で富士山どーんと見えているねぇ!すごいねぇ!と繰り返し話していました。




テントの設置場所から管理等方向を見るとこんな感じです。
さすがに金曜日は空いてましたね。




朝食後は息子と遊びながらもぼちぼち片付けに取り掛かります。

幕の内側の結露を拭いていたらタオルに氷が…。
結露が凍っている箇所がありました。

今年のキャンプ納めとなる今回ですから、撤収は念入りに。
幕をしっかりと完全乾燥させます。

小物類を片付け、前後を開放します。
少し風があったので、よく乾きました。

テントを乾かしている間に息子と場内をお散歩。



センターハウスのトイレは男女別となっていて、ウォシュレット付の温かいトイレでしたね。
テントの近くの移動式トイレは、洋式でしたが冷たいトイレで座るのに勇気がいりました。





ふもとっぱら名物の逆さ富士が写るという池。



朝日が昇る頃にはこちらでカメラを構えている方々が見えましたが、うちは息子が寝ていたのでここまで来られませんでした。
生憎ちょっと風が吹いていたので、きれいな鏡面状態の池に写っている姿は見られませんでしたが、それでも池に写る富士山に感動。



8時頃からは場内に入ってくる車も増えてきて、どんどんテントが建っていきます。




それでもまだまだ空いたスペースがたくさん広がっているふもとっぱら。
本当に広々していて開放的で気持ちの良いキャンプ場ですね。


11時半頃には撤収を完了して、ふもとっぱらを後にしました。

息子が温泉に入りたいというので、田貫湖にある休暇村富士へ行ってみました。
あちこちに立ち寄り湯がありますが、田貫湖キャンプ場の様子を見たかったので今回はこちらへ。

行ったタイミングがよかったのか誰もおらず貸し切り状態。

こちらの温泉、日帰りの利用は11時~14時までと時間が短いのですが、お値段は大人650円・小人(4才~小学生)300円となかなかお手頃価格。
露天風呂はありませんが、湯船の真正面には富士山がどーんと見えていて気持ちがよかったです。
シャンプー等の備付あり、ドライヤーありです。


(HPからの拝借画像です)

息子がお腹が空いたというので、そのまま休暇村のレストランで昼食にしました。
こちらも食事の内容やメニューは一般的な立ち寄り湯レベルですが、富士山を眺めながら食事がすることができます。

ご飯の後は息子お待ちかねのソフトクリームです。
ミルクランドに寄ってソフトクリームを食べ、お土産を買って帰路につきました。




帰りは東名で帰ろうかと思っていたのですが、ナビが中央道の方が早くて近いというのでその通り帰ることに。
首都高が少し混んでいましたが、2時間半位で帰ることができました。



さて、初訪問のふもとっぱら。

去年、少人数ファミリーキャンプ入門しくさんのレポを拝見し、絶対に今年の12月に行きたいと思っていました。
11月の下旬頃から、毎日ふもとっぱらのPOINTSCOPEをチェックしては、富士山の冠雪具合や場内の込み具合を確認したり、天気予報で最低気温を確認したりとタイミングを伺うこと数週間。

そして晴天が数日間続きそうなこの週末にようやく出撃のチャンス到来。
土曜日の夜は取引先の忘年会に招かれていたので、金曜日からの1泊となりました。

寒そうだしソロでもいいかなと思っていましたが、息子に声を掛けてみると
1人だと母ちゃんがかわいそうだから一緒に行くよ
とのことでいつもの母子キャンプに。

そして実際に行ってみると。
寒いのは想定通りだったので問題なし。
評判通り鹿のふんがあちこちに落ちていて若干臭ったりもしましたが、そんなことはあの富士山どーんの前では気にならないくらいの景観。

トイレも冷たいし、水道も水しか出ませんが(センターハウスの方はどうか知りませんが…)本来キャンプ場なんてそんなものと割り切ればノープロブレム。

キーンと冷えた夜に焚き火をしながら富士山のシルエットを眺め。
凍りついた朝には太陽の力を感じながら刻々と色を変える富士山を眺め。
思っていたとおりにずーっと富士山を眺めながら過ごすことができました。

念願の富士山どーんを満喫できた楽しい冬キャンプ。

大満足の2016年キャンプ納めでした。

いい1年だった〜♪









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