Foresters Village Kobittoでしっとり雨キャンプ

こじ

2017年08月02日 15:07


7月29日から1泊で山梨県北杜市にあるForesters Village Kobittoへ行ってきました。
昨年10月以来、2度目の訪問となります。



この週末は雨予報

相方の調子も微妙なのでキャンセルする?と尋ねたところしないとのこと。
また、木曜日の夜中に息子が少し熱っぽい気がしたので再度キャンセルを検討しましたが、金曜日は元気いっぱい。
息子にも確認しました。


週末は雨だけどキャンプ行く?
雨だと何がいるかなぁ?
カタツムリ、カエル、ナメクジとかミミズかなぁ〜
行く〜!


息子よ、本当に君は何でも好きなんだね



という訳で、土曜日。
天気予報では午後から雨が降り出す予定。
その前に設営したいので12時のアーリーチェックインを目指すも、到着したのは13時過ぎ。

とにかく降る前に設営したくて急ぎます。

今回は雨なので大きめタープの焚火タープレクタ。
テントは先日のとやの沢で使用したギャラクシーストームは流石に狭すぎたので、久しぶりにウインズライトティピー。





昨年6月の奥道志以来の使用です。
濡れてもポルヴェーラより手軽に干せるし、形状的に雨に強そうなのが決め手です。
ポルヴェーラは前室の天井に雨が溜まります。

やっぱりモノポールは設営が楽ですね。
正確には前室のためにもう1本あるので2本ですが…。

雨が降る前に設営を終わらせ一安心。

ポツポツ降り出した雨の中、虫取りを楽しみにしていた息子は相方と場内探索へ。




私はビールでもプシュッとしてまったり。。。




と、そこへ息子が何か叫びながら戻ってきました。

相方がヒルにやられたとのこと。
足に付いているから取ってくれと言われたのですが、速攻でお断りしちゃいました
だって〜、ヒルがくねくねしてて気持ち悪い…。
自分で取れる場所だったこともあり、相方は無事に1人で処理してました
くっ付いてすぐだったらしく、出血も大したことがなくてよかった。

今回、チェックイン時に管理棟のすぐ横でも見つけていた山蛭。
草むらに近づくと狙われそうなので、それ以降は気を付けるようにしていたら、その後は大丈夫でした。

息子はヒルでも怖がる様子はなくガッツリ観察していますが、私が触りたくないのでなるべく草むらには入らないように注意しました。



ヒル以外にはキリギリスやコオロギなどバッタ系の虫を捕獲。
川では小さいカエルを何匹か捕まえてきました。








16時頃から結構ザーザー降りに。
息子が濡れてきたところだったのでシャワーを浴びました。
5分100円のコインシャワー。
男女別でトイレ同様綺麗に清掃されていて使いやすかったです。
シャワー前のシンクにドライヤーも1台ありました。

さっぱりしたところで夕食の準備。
その間に息子は眠くなったらしく、1人でさっさとテントに入り寝てしまいました
様子を見に行くとフリースのインナーシュラフに包まり汗びっしょりに
シュラフのファスナーを開けて中から息子を出したのですが、しばらくしてから見に行くとまたフリースに包まっていました。

夕飯は鶏肉を焼鳥風に味を付け串焼きに、あとはクスクスとサラダという簡単なご飯。
ビール飲んだり、ワイン飲んだり、焼酎飲んだりしながらタープ下でちびちび焚き火したり。

息子を起こしてご飯を食べさせると、あっという間に21時の消灯タイム。
こちらは単独ファミリーがメインのキャンプ場なので騒がしくなく、時間になると皆さんちゃんと灯りを落として静かになるのがいいですね。
うちも歯磨きをしてランタンを消し、相方と息子はテントへ。

私は焚き火が少し残っていたので、雨音を聞きつつ熾火を眺めながら焼酎ロック。

雨の音と川の音しか聞こえない静かな夜。
1人静かに過ごす癒しの時間です。



薪が燃え尽きたところで、私も22時前にはテントへ。

今回、センターポールの左側にコールマンのキャンパーインフレーターマット/Wで相方と息子、右側にダンロップのマットで私の寝床と荷物置き場にしたのですが、何故か息子がポールを跨ぎ私の身体に足を乗っけて眠ります。
夜中に何度直してもこちらに攻めてくる息子。
ようやく眠れたと思った夜半過ぎ、強くなってきた雨音で目が覚めました。
天気予報では夜中から雨量が減って朝には止むはずなのになぁと思いつつ、ザーザーという音を聞きながら再びウトウト…したのも束の間、また朝4時半のヒグラシの声で目が覚めます

まだポツポツと雨の音。

眠るのを諦めてケータイを眺めながらごろごろします。
そして7時位になったのでテント内からぼちぼちと片付けを開始。
まずは自分のシュラフとマットを畳み、相方と息子のシュラフも掛けずに放置されていたので仕舞ってしまいます。

外に出て灰を捨てたり焚き火台やランタンを片付けたりしているところでようやく2人が起きてきました。

息子は朝からバッタを捕まえて嬉しそう。
この頃にはもうほとんど雨は止んでいました


朝食を食べ、本格的に撤収開始。
相方と息子は草むらで虫捕りしたり、昨日捕まえたカエルを川に返してあげたり。
川へ入るならウォーターシューズで行けばいいものを、なぜか長靴のままで入り、中がガポガポしていました




テントとタープの乾燥撤収はハナから諦めていたので、湿ったまま収納袋にイン。
荷物を積んで、河原へ息子たちを呼びに行き管理人さんにお礼を言ってチェックアウトしました。




そして道の駅白州でお昼を食べ、野菜や果物を買って帰路へ。





今回で2度目となるForesters Village Kobitto
相変わらず落ち着いた雰囲気の場内で、静かに過ごすことができました。

正直、先日の三景園ほど雰囲気のある場内ではありませんが、各サイトは広く作られており、隣との仕切りはないに等しいながらもさほど気にならず。
単独ファミリーでしっぽりキャンプを楽しむにはいいところだと思います。

サイトは砂利が敷いてあり水捌けも良く、雨でも快適に過ごすことが出来ました。
炊事場やトイレなどもキレイ。
ゴミもほとんど捨てられます。

目の前の石空川は景色としては物足りないところもありますが、南アルプスの天然水が流れる透明度の高い綺麗な川であることは間違いありません。








北杜市は気持ちの良いキャンプ場が多く、またリピートしたいと思います。

が。
1点だけ不満があります…。
東京から行くのにちょっと遠く感じるのです。
2泊ならいいのですが、1泊だとやはり道志村の方が行きやすいなぁ、と。
中央道の小仏トンネル渋滞が避けて通れないので、行きも帰りも3時間〜3時間半位はかかります。
相方が一緒の時はいいですが、息子とデュオキャンプだとせいぜい2時間半程度で行かれる範囲からの選択となるので、残念ながら白州方面は候補地から除外されます。
もう少し近ければ頻繁に行きたいのですが。。。


少人数ファミリーキャンプ入門のしくさんも絶賛している白州

川が綺麗なのでもちろん夏の川遊びに最適ですが、全体的に雰囲気が良さそうなので、このエリアは違う季節にも訪れたくなりました











話は変わりますが。
先日のかずさでの事故のニュースを見て重苦しい気持ちでいます。
とても親切な管理人さんに実際にお会いしたことがあっただけに、残念でたまりません。
これから夏本番。川や海で遊ぶ機会も増えるでしょう。
くれぐれも事故のないよう、十分注意しなければと気を引き締めました。

管理人さん R.I.P.





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