昨年からハマった登山。
雪山にも登ってみたくなりましたが、初心者なのでまずは基礎的な講習を受けてみることに。
というわけで、緊急事態宣言が発令される直前の平日に谷川岳まで行ってきました。






集合時間は10時20分。
でしたが、車なので途中で渋滞とか何かあると嫌なので早めに出発し、9時半前には谷川岳ロープウェイ乗場の駐車場に到着。
平日なのでガラガラです。

車内で朝ごはんを食べたり、靴を登山靴に履き替えてストレッチしたりして、10時頃に集合場所であるチケット売場前へ移動。
本日の講師の先生と参加者の方が数人いました。
受付をして、他の参加者の方を待ちます。
この日は全部で6名が参加で、私以外は男性。
あ、でも講師の先生は女性でした。

低気圧が近づいてきていたこの日、午前中はいい天気でしたが午後からは風が強まるという天気予報でしたので、人数も少ないことだし少し予定を前倒しして行動することに。

ロープウェイに乗り、天神平スキー場へ。
登山をする方はここからスタートすることができます。


う～ん、気持ちの良い景色！


朝日岳方面



武尊山方面




私達は講習なので、登山道を少し登ったところで脇に避けて斜面へ。

そうです、登山道ではなく斜面です。
この日の講習は

公認山岳ガイドが指導する 雪山登山技術実践講習会 ピッケル＆アイゼンワーク 谷川岳


つまり、雪上でのアイゼンを着けた歩行技術や、雪山で起こりうる滑落した場合のピッケルを使った停止技術を学ぶのです。

といっても、雪が降ったばかりでフカフカな斜面。
まずはみんなで並んで斜面をお尻で滑って雪をならします。
そしてその横をラッセルしながら登り、またお尻で滑って少しでも斜面をツルツルな状態に。

ラッセルって初めてやりましたがこれはキツい
実際に雪山登山でラッセルするとしたら、かなり体力が必要ですね。
何事も経験が大事ですな。


斜面が出来上がったらピッケルの使い方から教えてもらいます。
最初はアイゼンは装着せずに、普通に登山靴に空身のままで滑落停止の方法を学びます。

尻もちをついた状態で転んだとき、頭から突っ込むかたちで転んだとき、後ろ向きでひっくり返って滑り落ちたときなど、様々なバリエーションで練習しました。

少し昼食休憩をとったあとは、アイゼンを装着し、ザックを背負った状態での練習です。

荷物を背負っているとやっぱり動きが鈍くなりますね。
でも実際の登山では基本的に荷物を背負った状態での行動となりますので、こういう体験ができてよかったです。


それにしても、6名という少人数でひたすら滑って停止して、登って、また滑って。。。を繰り返していたのでけっこう疲れます。
だんだん皆さん無口になってきました（笑）
そのあたりを察していただき、講習は予定より少し早めに終了。
心配していた天気も、だんだん雲が多くなってはきましたが、風もロープウェイが止まるほどではなく無事下山。
挨拶をして解散となりました。





初めての雪山講習。
アイゼンもピッケルもまったくの初使用でしたが、今後雪山に登るなら必須の装備。
基礎から使い方を教えていただけてよかったです。

さて、次回の雪山もモンベルのツアーに申し込んではいますが、コロナ禍でどうなることやら。。。
早く収束して、思いっきり遊びたいものです。

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