前回、前々回とストーブの購入について書きました。


ストーブについて考える　その１　【武井パープルストーブ】

ストーブについて考える　その２　【アルパカ】


その続編です。





キャンプ用のストーブを求めてネットを彷徨う日々。


そして。

車載とパワーを重視しての武井パープルストーブ購入。

簡単な点火と価格に惹かれてアルパカの購入となった訳ですが…。




ストーブを探しているうちにあの子に出会ってしまったのです。



あの子のその形と雰囲気に一目惚れ

なんど忘れようとしても頭から離れてくれません。



でも、武井も買ったし…。

アルパカも買っちゃったし…。

その上、あの子まで、買ったらただのバ○かア○かと


でも。

でも。



私の心を掴んだまま離してくれないあの子。

寝ても醒めてもあの子の事を考えてしまう毎日。

そしてついに、自分の欲望に打ち勝つことができなかった私がポチっとする日が来てしまいました…。





届いたのはこちら。





ニッセン　 ゴールドフレームです。



ニッセンといっても通販ではなく「日本船燈株式会社」という船舶用の航海灯・信号灯を作っている会社。

ゴールドフレームは、船が停泊する時に使用される油用白燈を基にしたレトロで優しいデザイン。
真鍮製で、使い込むほどに深みが増していきます。



仕様

開放式　自然通気型
しん上下式
対震装置付
明るさ：約20Wの電球に相当
油タンク安全容量：3.0L
燃料消費量：0.26L/h
暖房出力：2.68kW(発熱量：2150kcal/h)
暖房の目安：木造7畳(11.5m3)/コンクリート9畳(15.0m3)まで
寸法：H52.5×W40.0cm
質量（空タンク時）：6.2kg
材質：黄銅版製



ホヤが波打っているタイプと、そうでないものとあるのですが、私が選んだのは復刻版の波なしホヤの方です。

なぜなら炎を見たかったから

キャンプに行かれないストレスを癒してくれる炎の揺らめき。

薄暗い部屋でゴールドフレームの炎を見ていると、なんだか落ち着きます。



しかし。

流石にワンシーズンでストーブ3つって、自分でもどうかと思います。
普段だったらそんな無駄遣いはしません。
本当にキャンプに行かれないストレスがMAXだったのでしょう。


ゴールドフレームの購入目的は家での使用です。

キャンプで使用されている方もいらして、カッコイイなぁと憧れるのですが…。
私の場合、外に持っていったらすぐにホヤを割ってしまいそうなので。



さて。
実際に使用しての感想等は以下のとおりです。


まず点火。
ホヤを持ち上げて芯を出し、ライターで火を付けるだけ。
簡単ですね。
すぐに芯全体に火が回り、上部から熱が出てきます。







燃焼時、武井の様な轟音はなくとても静かです。

ガラスホヤに囲まれているため、横はあまり暖かく感じませんが、上部からは熱が放出されています。
狭い部屋での使用なら、比較的早く室内全体が暖まるかと思います。

私の自宅での仕事部屋は木造6〜7畳なので、これ一台でも快適な暖かさになります。
ただ、熱が上の方に溜まるので、サーキュレーターがあったらより良いのかもしれません。











ゴールドフレーム。

静かな炎で、キャンプに行けずに荒んだ心を癒やしてくれます。


一生モノの一台だと思います。

買って後悔なし！の一品でした。




高かったけど…